2022年度前半の講義がおわりました。

11月8日(火)は442年ぶりの皆既月食でした!

今日は、久しぶりに愛仁会看護助産専門学校3年生98名と対面授業で、国際保健学のフィールド実践と、国際保健を自分事に捉えれるよう対話形式での180分。

あっという間に時間は過ぎていきました~。

こちらは看護学と助産学を継続して学べるコースがあるため、開発途上国の母子保健についての話題に関心度が高く、また学生からの質問も本質的でいつもドキドキする講義です。それに合わせたかのように、この日は皆既月食だったので、わたしがオーストラリアで海亀の孵化ボランティアの時に気づいた満月の力から、「月と魔力」から抜粋し「月と出産、そして女性の健康」について開発途上国でのケーススタディーもあわせて話しました。

この日は、最後の講義だったので私が長年関わっているハイチ共和国での緊急医療支援活動をスフィアプロジェクトを用いて考えながら、最後にフィールド疫学の演習をしました。この演習は、医学、看護の臨床だけでなく、開発途上国での人道支援活動など過酷な現場での医療活動を、最終的にまとめていく時に、フィールド疫学の知識や統計学を用いてまとめる力を養うことができます。

2022年前期の講義は、独立行政法人 利根山医療センター内 大阪医療看護専門学校(異文化理解、国際看護学)、愛仁会看護助産専門学校(国際保健学)、岡山県立大学院(災害医療特論)などで国際保健学を担当しました。

2022年も残すも53日。今月から年末にかけて少し西に向かって、開発途上国の現場の様子を場面化臨場感たっぷりにお伝えしていきたいと思っています。

2022年冬季クリスマス基金のお願い

\ハイチのこどもたちに温かなスープを届けたい

2022年度も、ハイチのCOVNAH孤児院へオーガニック食材(お米、卵、クラッカー、パスタ、野菜)を届け、 寒い冬を乗り越えるために「温かなスープ」で身体も心も温めながら、グループコーチングによる育成プロジェクトを実施予定です。 同時に、皆様からのクリスマス基金は政策提言などの運営費に使用させていただきます。

コロナ禍で、ますます社会が分断する中、「繋がる、広がる」をテーマに 未来に変化を起こしていく「次世代のチェンジメーカー育成事業」に、ぜひ皆さまのお力添え、お知恵をお貸しください。

2022年冬季 クリスマス基金の詳細はこちらから→

「命の広がり笑顔が広がる社会作り」Cyanal Houseキャナルハウス

代表理事 森田佳奈子

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